どうも、カナダにWebデザイナーとして移民して10年になるやいとです。
先日immigration.caと言われるカナダ移民向けのサイトに「2018年で最も需要の高い職業トップ8」を紹介していました。
「2018年で最も需要の高い職業トップ8」
- 1位:Sales Representative(営業担当者、販売員)
- 2位:Accountant(会計士)
- 3位:Engineering Project Manager(エンジニアリングプロジェクトマネージャー)
- 4位:Business Analyst(ビジネスアナリスト)
- 5位:IT Project Manager(ITプロジェクトマネージャー)
- 6位:Account Manager(営業マネージャー)
- 7位:Software Engineer(ソフトウェア開発者)
- 8位:Recruiter(人材採用担当者)
2018 Top Jobs in Canada under Express Entry Immigration
営業担当者が一位っていうのが結構意外な感じですよね。
てっきりプログラマーとかそういう専門職が一番かと思っていましたが、ちがうんですね。
ちなみに実際に移民になった人たちのランキングも紹介しているのでよかったらこちらの記事もどうぞ、
上の記事のランキングだと、2017年に移民になった人たちの職業ランキングは
- 情報システムアナリスト&コンサルタント
- ソフトウェアエンジニア
- プログラマー&インタラクティブメディア開発者
- 財務監査人&会計士
- 管理スタッフ、秘書
- 専門職(広告・マーケティング・出版)
- 大学教授・講師
- 金融&投資アナリスト
- 専門職(経営コンサルティング)
- 広告・マーケティング・出版マネージャー
- 食品サービス管理者
- グラフィックデザイナー&イラストレーター
- 小売管理者
- 料理人
のようになってます。
やはり、実際に移民になった職業と、移民になるために需要の高い職業にはズレがあるんですね。
ではこれを日本人に当てはめて「日本人が、移民になりやすい職業」はなんだろうと考えた場合どうなるでしょうか。
それはやはりランキング通り「ソフトウェア開発者」や「プログラマー」などになるかと思います。
理由はやはり「英語」の問題
海外で円滑にしごとを進めるにはやはり「英語」は必須のツールですよね。
需要の高い仕事ランキング1位の「営業・販売員」や「会計士」なんかで考えるとわかると思うのですが、やはりこの仕事で成功するにはかなりの英語力が必要となると思います。
その中でも「プログラマー」や「エンジニア」って英語よりもやはりスキルが一番重要視される職業です。
極端な話、英語が全然だめでもプログラミング言語を理解して、めちゃめちゃすごいコードがかければ問題ないわけです。
なので、英語が苦手な日本人が移民になるにはこの「プログラマー」や「エンジニア」で移民するのが一番現実的なのではないかと思っています。
もちろん、英語が堪能な方はさらに可能性が広がると思うし、話せるに越したことはありません。
ですが、全くの未経験から、「海外に移民したい!」と思い、これから海外移民を目指す人に圧倒的におすすめなのが「プログラマー」という選択です。
実際に、ここカナダにはプログラマーやエンジニアで移民する日本人があとを絶ちません。
昔は「寿司シェフ」や「美容師」なんかがよく聞く職業だったのですが、最近は圧倒的にこの職業の人達だと思います。
そして学習コストの安さ
また、プログラマーになるための学習コストの安さっていうのも理由です。
プログラマーになるために大学を卒業する必要はありませんし、特別な資格が必要なわけではありません。
必要なのはそのスキルの高度さや、それまでの実績のみです。
一昔前だと、プログラマーになる道としては、
- 大学や専門学校などで数年間、勉強する
- 未経験で会社に入り、案件を通して修行する
- 本などで独学してひたすら自分でコードを書く
などが有名な方法だったと思いますが、今だと「オンラインブートキャンプ はじめてのプログラミングコース
- 初心者コースなど様々なレベルのコースが豊富
- 学校などに通う必要もなくオンライン完結
- 大学のように高い学費を払うことなく
- 独学で悩む前に専門の講師に質問できる
環境が整っています。
もちろん独学にしても、以前よりは(少なくともぼくの時代よりは…)圧倒的にネット上には学習情報が整っています。
上のランキングの上位の「財務監査人&会計士」や「金融&投資アナリスト」なども将来有望な職業なのは間違いないのですが、スキルや知識以前に「英語」で伝えることが非常に大事な職業です。
日本でも「トーク」が重要になってくる職業では「片言の日本語」ではなかなか務まらない場合が多いですよね。移民が多く、差別が少ないとされているカナダでもそういうシーンは多々あります。
そういう意味では「Webデザイナー」や「グラフィックデザイナー」「IT系のマネージャー」なんかも日本人には人気の職業だと思いますが、こちらもスキル以前に「英語で相手の気持ちを汲み取って、英語で提案する」っていうスキルが重要になってきます。
プログラミング言語は共通語!
以上のような理由で日本人が移民(特にカナダ)を目指す場合に有利な職業は「プログラマー・エンジニア」のような仕事でしょう。
今日本にいて、カナダに留学ワーホリに来たい、そして可能であれば移民したい人、
以前カナダに来たことがあって、カナダのことが忘れられず、カナダに移民したい人(ぼくもこのパターンでした)
がこれから目指すべき仕事、習得すべきスキルは、「プログラミングスキル」でしょう。
プログラミングというと難しそうというイメージがありますが、
こればっかりは人それぞれです。
僕がカナダで出会った日本人の中には、元々文系だった人、トラックの運転手、ミュージシャンなど様々な人たちなど、
20代半ば、30代でキャリアチェンジし、数年でプログラミングを習得してカナダの現地企業に就職している人たちを見てきました。
中にはセンスよくあっという間にマスターした人もいえば、1年間みっちり寝る間を惜しんでマスターしたという人もいます。
何度も言いますが、こればっかりは本当にちょっとかじらないとわかりません。
ですが、一つ言えることは「プログラミングスキル」は今(少なくとも僕たちが生きている今の時代)において、もっとも食いっぱぐれのないスキルと言えると思っています。
「無料体験レッスン
無料体験付き おすすめのオンラインプログラミングスクール
そういうわけでカナダ移民にやりやすい2大スキルは「そこそこの英語」と「プログラミングスキル」ということになります。
この2つのスキルは両方オンラインで完結でき、無料体験レッスンもあるので、今すぐに無料ではじめることができます。
ほんといい時代になったものです。。。
コメント
[…] 日本人がカナダに移民しやすい職業は圧倒的にプログラマー・エンジニアです […]