海外でフリーランスになってわかったメリットとデメリット

フリーランス

どうも、カナダの田舎町でまったりと海外フリーランシングやってる やいと です。

日本国内ではなく、海外でフリーランスをはじめてから歴5年のぼくですが、フリーランスとしてのメリットとデメリットって表裏一体なところがあるんです。

「上司がいないって最高じゃん」

「好きな時間で働けていいね!」

「フリーランスって旅行し放題じゃないの?」

「ずっと家族と入れて幸せだね。」

基本的には全部真実です!全部間違ってないし、最高なんです。

だけど、何事にもいい面もあれば悪い面があるもんです。

今日はそういう話をしてみようと思います。

 

1:上司が居ない

ぼくはフリーランスになるまえは、日本のWeb制作会社で5年ほど、カナダの小さな会社のWeb担当者として3年ほど働いていたのですが、

やはりどちらにも「上司」という存在がいました。

基本的には彼らと一緒に仕事できて良かったと思いますし、いい経験ができたと思ってます。

ですが、やっぱり何をするにしてもまず彼らに伺いを立てないといけないし、自分の考えとはまったく逆のことをしないといけないことも多々ありました。

このことは僕がフリーランスになった理由の一つにもなっているのは間違いないです。

フリーランスになったらもちろん自分の上司って存在はいませんから、自分がこうしたいって思ったことを止めるひとはだれもいないし、基本的は自由にいろいろでします。

だれかに命令されたり、そういうのが嫌なひとはピッタリの仕事なのは間違いありません、

だけど、、クライアントがなんかごちゃごちゃ言ってる…

自分で収益ブログを運営したり、自分で好きなアプリケーションを作成して収益を得たりしてるフリーランスは別なのですが、

基本的にはクライアントがいるはずです。また納期もありますし、無理難題の修正を要求される場合もたくさんあります。。。

じゃあ、今までの会社の上司と一緒じゃん。。。

って一瞬思うかもしれませんが、違いますよね。

やっぱりフリーランスはフリーランスです。あなたの上司はクライアントではなくてあなた自身です。

なにも上司に聞くことはないし、会社の都合に左右されることもありません。

もしクライアントに、めちゃくちゃ言われてしんどくなったり、なんだこいつ!ってなったらいつでもあなた自身の判断でそのクライアントを切ることができます。

全部あなた次第です。

2:たくさん稼げる!

フリーランスになる人の目的や動機はひとそれぞれだと思いますが、フリーランスになる最大の魅力と不安がこのお金のことですよね。

実際僕の場合(Webデザイナー)で考えると、働く時間は半分くらいなんだけど収入的には1.5倍くらいになってる感じです。

たぶん近所の人たちは

「この人ずっと家にいてプラプラしてるけど、どうやって生活してるんだろう。。」

とか

「親が金持ちなのかな?宝くじでも当たったのかな?。。。」

なんて思われてる人もいるかもしれないし、実際にあって話して「在宅でWebの仕事してる」って伝えても

「???なに、そんな怪しい仕事あんの???」

って感じのリアクションです。。。。

そんくらいあなたが考えてる以上に意外と生活できるんです。

もちろん、会社員時代よりも効率よく働いてるし、置いていかれないように日々勉強することも行なってません。

もっとスキルを高めてもっと長時間働けば、2倍3倍稼ぐことも全然可能かと思います。

そういう意味では、「稼げる」しごとだし、「将来性もある」しごとだと自信をもっていえます。

だけど、、毎月きまった月給はもらえないよ…

当たり前の話ですが、フリーランスになると毎月のお給料ってのはもらえませんし、毎月ローンを払ってなにかを買おうなんて絶対に思いません。。。

事実僕だって受託制作をしてるんですが、

「何ヶ月も先まで仕事が詰まってる」

って状況はほぼほぼ無いですし、

「来月仕事ねーよ!どうしよっ!」

ってなったときも何度かあります。

まあ、そうなったときのための

最低限の貯金や、複数クライアントを持ってリスクを分散したり、月間契約のクライアントを持ったりすることである程度は回避出来ることでもあります。

この部分はお金のことなのでかなり真剣に考慮する部分でもありますよね。

3:好きな時間で働ける

自分の都合に合わせて好きな時間で働くことができる!

これぞフリーランスの醍醐味って感じですよね。

事実ぼくも朝9時に出社して6時に帰れると思ってもなんだかんだ空気を読んで、9時10時に帰る。。。

って時代もありました。。。

今は朝ぱっちり目が覚めたらサクッと起きて仕事を始めたり、

昨日ちょっと夜更かししたから、今日はちょっと遅めに起きて仕事しよかな、、、

とかかなり自由に働いてます。

言葉通り「自分の好きな時間で働く」ってスタイルを通してます。

遅刻しそうでドキドキしたり、ダラダラ残業して嫌な気持ちになりませんし、そもそもその「遅刻」「残業」の概念すらありません。

僕がフリーランスがやめられない、もう一度サラリーマンをする自信がない、、理由でもあります。

だけど、、基本忙しいです…

先程働いてる時間は半分くらいになった、って言いましたが、サラリーマン時代と違って

土日休み、とかGWとか、そんな概念もなくなってきます。

いつでもどこでもメールチェックしてしまうし、修正や案件が来たらなるべく早く着手したくなっちゃうし、クライアントもそれを望んでいます。。。

なので、特にフリーランスに成り立てのときはサラリーマン時代よりも長時間働くことになるかなと思います。

また、在宅フリーランスを目指して、なにもコネがない場合は「ランサーズ」や「クラウドワーク」などで仕事を探すひとも多いと思うのですが、

ぼくもそうだったのですが、ここで仕事をゲットしようと思ったら結構たくさん「提案」をしないといけないんですよね。

もちろん採用されたらいいのですが、採用されない場合はそのまま無駄な作業になってしまいます。。。

そんなこんなで、サラリーマンの平日、朝から夜まで8時間働いて、土日は休む。

って考えはほぼほぼなくなると考えてもいいかもしれません。

4:生産性が上がる

上司にごちゃごちゃ横から口出しされたり

無駄な会議に出席させらりたり

通勤電車で体力を削られたり

サラリーマンをしていたり、チームでなにか仕事をしていると生産性を妨げることは周りに溢れてますよね。

「自分だけだったらもっと効率的に仕事できるのに!」

って思ったりしたことはたくさんあるはずです。

事実ぼくもフリーランスになってまず思ったのがこの生産性の良さです。

一つのWebサイトが出来るまでにサラリーマンWebデザイナーの時代は「営業の人」「ディレクションの人」「アートディレクターの人」たくさんの人が間に入って、

「これいる!?」

って思うこともたっくさんありました。

フリーランスになって(もちろん制作するサイトの予算も規模も全然違いますよ!)思ったのが、

「ひとりでやるのってこんなに楽なんだ!!!」

ってことです、いままでなにかあったら彼らに伺いを立てて、更にその向こうにいるクライアントの伺いをたてて・・・

「なんでこんなことにこんなに時間かかんねん!!」

の連続でした。

フリーランスになるとそういう意味でも生産性はぐっと上がります。

だけど、、そのぶん誘惑もたくさんあるよ…

フリーランスの人って暇って思われてるんでしょうか。。。

平日の昼間に仕事してても

平日休みの友人:「いまなにしてんの?遊ぼうよ!」

嫁:「ねえねえ、暇だったら子供の面倒、1時間くらい見ててくれない?」

とかは日常茶飯事だし、

「あー、、今日やる気出ないな〜」って思ったら後ろにはふかふかのソファとiPadが転がってたり、、

在宅で仕事してたら鬼のように誘惑が襲ってきます。それに打ち勝つメンタルも必要なしごとってことですね。。。

5:自由に旅行できる

在宅でフリーランスをやってるとたまに言われるのが

「インターネットとパソコンがあったらどこでも仕事できるんでしょ?旅行し放題じゃん!」

ほんとにそのとおりだと思うし、実際に世界中を旅しながらフリーランスで生活している人はたくさんいますよね。

むしろそうしたいからフリーランスになった、なりたい、ってひともたくさんいます。

「デジタルノマド」と呼ばれる単語も知られるようになり、タイのバンコクやチェンマイ、もちろん私がすんでるカナダにも「デジタルノマド」な日本人もたくさんいます。

まさにインターネットとフリーランスが実現させた理想のライフスタイルっていっても過言ではないかと思います。

だけど、、そんなに旅行ってしないかも…

まあ、これは個人個人によって違うかもしれませんし、ぼくが独身のフリーランスだったらまったく違う感じになったかもしれませんが、、、

僕がフリーランスになってからどこか旅行に行ったか?って、行ってないです。。。

さっきも言ったとおり、基本いつでもメールチェックとかしちゃってるし、時間は短いですが、なんだかんだで休みなく仕事してます。

個人的にはやっぱ自宅で仕事したいんですし。。

でも

「仕事しながら旅行」

ができる人ならまったく問題ないかとおもいますけど!

6:今すぐ自分の事業が始められる!

さっきもいったとおり、フリーランスって基本はすべて自分次第です。

なのですごくいいビジネスを昨日寝る前に思いついて、今日今から始めることもあなたの自由です。

もちろんいきなりそのビジネスが軌道にのるなんてことは、なかなか無いのですが、

実際に去年まで

Webデザイナーだった人がオンラインサロンの講師になってたり、

プログラマーだった人がブロガーになってたり、

逆にブロガーだった人がプログラマーになってたり、

自分がなにになろうが本当に自分の自由です。

だけど、、全員がうまくいくとは…

まあ当たりまえの話ですが、新しいビジネスを始めたひとすべてが上手くいくとは限りませんし、

今そこそこ成功している人がまったく新しいビジネスを始めるのはなかなか難しいことでもあります。

ですが、そんな可能性すらサラリーマンにはなかなかありませんから、そんなことが考えられる時点で幸せな仕事なのかなと思います。

7:家族や好きな人と過ごす時間が増える

これは僕自身子供ができてから、さらに感じていることなんですが、

「今のこの子のこの瞬間ってもう2度とやってこない最高の時間だな〜」

「いまこの瞬間を一緒に過ごせて本当に幸せだな〜」

ってことです。

 

激務のサラリーマンだったら平日は朝から晩まで働くので、

平日は家に帰ってきても見えるのは寝顔、

土日になって久しぶりに起きた顔が拝める、

って人もたくさん居るんじゃないでしょうか。

 

仕方がないことなのですが、僕だったらきっと後悔すると思うんです。

もしあなたに可愛い年代の子供がいて、あなたの仕事がフリーランスに向いているとしたら、

今すぐにでも行動に移すべきです。

 

だけど、、やっぱりフリーランスって寂しいもんですよ…

色々理由をつけてフリーランスを褒めちぎってる僕ですが、

なんだかんだフリーランスってやっぱり寂しいもんです。。。

普通のオフィスに通ってるサラリーマンの方には想像できないかもしれませんが、

一年中パソコンの前で、一人で孤独に仕事してるんです。。。

嫁も在宅フリーランスだったら話は別ですが、そんな人もなかなか居ないですよね。。

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まあ、もしあなたがそこそこの都会に住んでいるのであれば「コワーキングスペース」なんかを利用すれば、ある程度は解決できるのかもしれませんね。
僕はというとカナダの田舎町に住んでるのでそれは無理ですけど。。。

まとめ

どうだったでしょうか。

フリーランスのメリットとデメリットって表裏一体ってことですよね。。。

でもそれを鑑みても、やっぱりフリーランスって生き方は辞められません!

あなたもフリーランスライフをはじめてみてください!

カナダの田舎で家族とまったり生活中。
日本でWeb系フリーランス → カナダでWebマーケター(会社員) → カナダ永住権取得 → カナダの田舎でフリーランス。

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